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【四柱推命】元NHKアナウンサー鈴木健二さん『気くばりのすすめ』

『クイズ面白ゼミナール』『歴史への招待』『NHK紅白歌合戦』などで、テレビ時代を牽引した元NHKの名アナウンサー鈴木健二さん。

『気くばりのすすめ』の著書はミリオンセラーとして、「気くばりブーム」を巻き起こしました。

四柱推命で鑑定してみます。

『気くばりのすすめ』

Amazonさんから画像を拝借しました

 

 

鈴木健二さんは、東京生まれの江戸っ子ですが、旧制弘前高校に進学しました。

そこで寮長として、寮生達の生活を支えた抱腹のエピソードが『ビッグマン愚行録』に書き記されています。

激動の青春時代を過ごされたらしく、深い弘前愛を感じます。


東北大学で過ごした学生生活は、一転して本ばかり読んで静かに過ごされたようです。

どの著書を読んでも、仙台の登場が少ないのはそのためでしょう。

後輩の私としては、少し寂しいですが。(^_^)

 

【四柱推命】元NHKアナウンサー鈴木健二さん

 

鈴木健二さんの四柱命式

昭和4年1月23日生まれ

 

日柱【戊 辰】生まれの男性

戊も辰も土です。どっしりとした重厚感のある人物が多いです。

積極的な性格ですが、現実をわきまえ、約束を守る勤勉な性格です。

自尊心が強く、見栄っ張りですが、内面も強靱で独立独歩の道を進んでも気弱になりません。

根はやや短気です。


日干「戊」、五行「土」

五行の土は信を司り、温厚篤実で強い信念を秘め、信頼を集めます。

「戊」は、野心家が多く、気分屋的な気質もあります。


日支「辰」

強引なところがあり、自我を通そうとする気質があります。

威勢がよく、突然型破りな行動に出て周囲を驚かすことも。

根に持たず比較的アッサリしています。

 

月支「劫財」

言い出したら引き下がりません。

プライドも相当高いですが、あまり表面には出さず、人当たりは柔らかく面倒見もよいです。

鈴木さんの命式は比肩・劫財が強いです。独立心が強く、孤独にも強い人です。

人生に「ギブアップ」の文字はなさそうで、「イケイケドンドン」の四柱命式と言えます。

苦境に遭っても、クヨクヨ悩むことは非常に少ないはずです。

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日干【戊】、身旺の「正官格」

通変星は、比肩3個+劫財1個

十二運は、冠帯が2個。

身旺の命式です。

正官は1個で弱いです。

根は相当頑固でしょうね。融通性がある人ではありません。

この命式を見ると、世間から多少の批判を受けてもビクともしないはずです。


こちらの本には辛辣なことが書かれています。

タレント文化人100人斬り(現代教養文庫)佐高 信


鈴木さんが読んだら怒りそうです。

しかし、精神的ダメージは全く受けないはずです。

そういう人です。


さて、性格に柔軟性もあるとは言えません。(スミマセン)

柔らかそうに見えるのは、アナウンサーというプロとしての顔です。

月上にある「正官」がそれです。

センスより努力と根性で名アナウンサーとして活躍されたのでしょう。

 

全盛期は、全国的知名度が一気に高まった50歳前後だと思います。

それを考慮すると、寅の刻生まれの可能性があります。

寅の刻生まれなら現実の全盛期と命式が重なる

時柱に官殺が2個あらわれます。

月上正官・時柱偏官と官殺混雑しますが、こちらの方が社会的成功率が高い命式です。

日干を剋す「官星」が2個増えましたが、それでも日干は相当強いです。

どうやら、生まれながらに強い星の下に生まれた人のようです。

 

第6運 45~54歳【庚 午】食神運 南方火運 羊刃

この時期は、アイデアと表現力の「食神運」がよい働きをする吉運気です。

アナウンサー、そして著作家として活躍するには最高の時期でした。

                       

教養番組の鈴木健二が紅白の司会だって!?

昭和50年代後半は、紅白歌合戦の視聴率の低下が毎年話題になっていました。

NHKは苦境を脱するため、当時人気ナンバー1アナウンサーだった鈴木さんを最後の砦として起用したのでしょう。

「教養番組の鈴木」が、紅白歌合戦の司会!?

これは当時、ビッグニュースになりました。

紅組の司会は、黒柳徹子さんでした。

www.happy-power-up.com

 

さて、紅白歌合戦での鈴木さんですが、「教養」のイメージとは違って破天荒な司会ぶりが物議をかもしました。

「教養の鈴木」から「目立ちたがりの鈴木」へと評価が一転しました。


「紅白歌合戦には悪役がいない。それなら自分が悪役になるつもりだった」と後に語っています。

私に1分間時間を下さい!――NHK紅白歌合戦での真実

「紅白に出ない方がよかったのに」と言う人もいます。

ですが、起用の打診を断る四柱命式ではありません。

強引で協調性に欠けやすい気配が多分にありますが、男気を感じさせる命式です。

天龍源一郎さんの命式も共通点が多いです。

頼まれたら、険しい山にも自ら登っていくタイプです。

お二人とも、無骨な気性をお持ちのようです。

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大人気!『歴史への招待』『クイズ面白ゼミナール』

『歴史への招待』『クイズ面白ゼミナール』はタメになる番組でしたね。

ほとんどの人が、「この人の記憶力は一体どうなっているの!?」と感じたはずです。

『記憶力のすすめ』鈴木健二


不動の人気から気くばりのすすめを書き下ろして旋風を巻き起こしたのも、この時期です。

特に『クイズ面白ゼミナール』は、多くの家族が揃って視聴した番組だったようです。

私は、その時間帯に銭湯に行くことが多かったのですが(自宅に風呂がなかったため)、番台に座っているおばちゃんも必ず視ていました。

バスタオルを腰に巻いたおじさん達も、テレビの前に立っていたものです。

昭和の良い時代でしたね。

 

家族でクイズ番組を楽しめた良き時代

家族でクイズ番組を楽しめた良き時代


歴史への招待』はDVDになってAmazonから売り出されています。

 

「目線(めせん)」の造語者でもあるらしい

「子どもと目線を合わせて会話する」

教育現場ではよく使われる言葉です。

「お客さまの目線に合わせたご提案」は、営業の現場で。

この「目線」ですが、最初に使ったのは鈴木健二アナウンサーらしいです。

それまで使われていた「視線」の言い換えとして、広く世間に使われるようになったそうです。

【参考】鈴木健二 - Wikipedia

 

お迎えの死に神に抵抗!?

こちらの記事は、インパクト大です。

鈴木健二さんにも、死に神のお迎えがあったというのです。

元々、霊感みたいな直感があると聞いたことがありました。

不思議なこと、人知を越えたものの存在を私は否定しません。

fujikko92.exblog.jp

 

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【あとがき】元NHKアナウンサー鈴木健二さん

鈴木健二さんも、齢90歳半ばです。

調べてみますと、アポロの月面着陸や桂離宮の中継など、様々なエポックシーンを生放送で語った人らしいです。

私の大学の先輩にも当たります。

そういえば、当時のNHK会長は「シマゲジ」と呼ばれた島桂次さんで、この人も東北大学文学部の出身でした。

数年前、『気くばりのすすめ 最終版』も出版されました。

2024年3月29日に稀代の名アナウンサーは逝去されました。

4月9日には、屋山太郎さんもお亡くなりになりました。

母校(東北大学)の著名な先輩が続けて世を去りました。

寂しい限りです。

合掌

★過去記事もどうぞごひいきに

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