『クイズ面白ゼミナール』『歴史への招待』『NHK紅白歌合戦』などで、超有名アナウンサーだった鈴木健二さんを四柱推命でみてみます。
ゴツい命式!岩が多い真冬の富士山!
富士山にゴツゴツは似合いませんが、そういう風景の命式です。
《丑》月《戊辰》日の冬生まれの人
本質的には、上の2枚を融合させたような性質の人です。
テレビでは穏やかな笑顔で登場していましたが、本質はかなり個性的で信念が強い人だと思われます。
そして、どこに行っても目立つ運命の持ち主です。
高くてゴッツい富士山が目立たないはずがありません。
戊の人は、その大きさから人に安心感を与えるといいます。
説得力がある人も多いです。鈴木さんの説明は、とてもわかりやすく説得力満点でした。
数字から年号から、すべてのデータを何も見ないでスラスラ語っていました。
多くの人が、「あの人の記憶力はどうなっているんだ!?」と驚いていましたね。
また、大きな山の人は、懐が大きいため、頼まれたら断りません。
嘆願されたら、「わかった」と引き受ける人です。
紅白の司会を引き受けたのは大きな戊の人だから
『NHK紅白歌合戦』の司会も、頼まれて男気から引き受けたのでは?と思います。
昭和50年代後半は、紅白歌合戦の視聴率の低下が毎年話題になっていました。
NHKとしては苦境を脱するため、当時人気ナンバー1アナウンサーだった鈴木さんを最後の砦として出場させるのは当然の流れでした。
しかし、「教養番組の鈴木」という上品なイメージが鈴木さんにはありました。
それをいったん取り下げて、歌番組に出るとは国民皆が驚きました。
紅白史上見たことがないド派手な演出
紅白歌合戦史上見たことがない破天荒な司会ぶりを見せて、賛否両論を自ら演出しました。
「教養の鈴木」というブランドを取り下げるどころか、自らのブランドを破壊して番組を立て直そうとしたように思われます。
「紅白歌合戦には悪役がいない」「それなら自分が悪役になるつもりだった」と後に語っていました。
さて、戊の人は、やっぱり頑固です。冬生まれですから、さらに頑固です。
そして神経質です。
しかし、やると決めたらやり抜く人が多いです。
天龍源一郎さんの命式と似たところがあります。
相当身旺の官殺混雑格
比肩と劫財が4つもあります。十二運も強いですね。
日干のエネルギーが相当強い人です。
自我と意志の強さが尋常ではなく、ほとんど最強レベルです。
義理人情に厚い親分肌。
頑固で個性的な人が多く、何ごとにも強気で自信過剰。
礼儀などにうるさくしつこいところがあります。
思ったことをズバッと言うので敵も作ります。
劫財の強い人には、信念を貫き、大きな仕事をなしとげる人もいます。
相当の働き手で、目的のためには手段を選ばず、多少強引にものごとを推し進めるところもあります。
ただし、 体質的なウィーク・ポイントがあります
血管、血液、腎臓、泌尿器の病気にかかりやすいので、注意が必要です。
『歴史への招待』『クイズ面白ゼミナール』
『歴史への招待』『クイズ面白ゼミナール』で人気を不動のものとし、ミリオンセラー『気くばりのすすめ』を書き下ろして旋風を巻き起こしたのも、この時期です。
そのままの路線で教養番組の鈴木アナで進めば安泰だったと思います。
しかし、鈴木さんは無難な道を選ばず、敢えてリスクある道を選択しました。
「この番組には善玉しかいない。それなら自分が悪役になってやろう」と決意したそうです。
そしてその通り、過去に類をみない目立ちすぎる司会者ぶりを発揮して、「あの人、何なの?」と多くのひんしゅくを自ら集めました。
これが本当に作戦だったとしたら、おそらく計算通りなのでしょうが、そんなことができるのは、日干のエネルギー強さがあるからですね。
いずれにしても鈴木さんは、「向かう敵100万といえど我行かん」の気概と生き方を貫いた人ではないでしょうか。
比肩が3個なので真っ直ぐ堂々と立ち向かってきそうです。敵に回すと厄介な人ですね。
おわりに
鈴木健二さんも、90歳を越られました。
調べてみますと、アポロの月面着陸や桂離宮の中継など、様々なエポックシーンを生放送で語った人らしいです。
私の大学の先輩にも当たります。
そういえば、当時のNHK会長は「シマゲジ」と呼ばれた島桂次さんで、この人も東北大学文学部の出身でした。
『気くばりのすすめ 最終版』も世に出されました。最終とおっしゃらず、まだまだお元気でいてもらいたい方です。
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