1月3日になりました。毎年思うのですが、クリスマスから年末、年始ってホントに時の流れが速いですね。時の新幹線に乗り込んだ気分になります。
さて、「運命が決まっているとしたら変えられるの?」とよく質問されますが、私は可能だと思っています。
変えられないと言うなら、それは完全な「運命論者」ではないでしょうか?
変えられるから生きることに意義があるわけで、もし神が存在したら、運命すら変えられないものをお造りになるはずがないと思っています。
今日は、変えるポイントについて少し書いてみます。
よろしくお願いします。
運命は変えられるのか!?人生の大きなポイント3つ
ポイント1:幼少期の生育歴
ポイント2:進学・就職
ポイント3:結婚
について、書いていきたいと思います。
今日は、「ポイント:1」と「ポイント2」について書いてみます。よろしくお願いします。
ポイント1:幼少期の生育歴
幼少期の育ち方が、人生全般にわたって及ぼす影響は大ですよね。
このことは詳しく書くまでもないと思います。
幼少期の運命は変えられません。
なぜなら、自分の力で変えることがほぼ不可能だからです。
親からの愛情のあり方、育て方などは人格形成に非常に大きな影響を与えます。しかし、幼年期の「自分」が意識して親の状況を変えることはほとんど不可能です。
だから、「台本:幼少期」は極めて重要なのですが、この部分は受け入れるしかありません。
最近「毒親」が流行りましたが、たとえそういう親であっても受け入れるしかないわけです。
やっぱり幼少期は、完全に「決められた台本」ですね。
- 日本で生まれたこと
- 自分の親
- 親が資産家か、貧しいか
- 男に生まれた、女に生まれた
- 持って生まれた障害
- 生まれつきのアレルギー
- 自分の容姿容貌
- 性格の基本(気質)
他にもたくさんありますが、上記のものは「イヤだ」と思っても、自分の力で台本を書き換えることはまず不可能です。
欽天四化紫微斗数を使って命盤をみると、幼少期の状況がどれほど大切なのかが大変よく理解できます。
その時期の台本が良くない人は、次の「ポイント2:進学・就職」をしっかりと書き上げることが大切になってくるのは言うまでもありません。
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ポイント2:進学・就職
「進学・就職」は既に自我を持っている時期なので、自分の意志で台本を書くことが可能なはずです。
しかし、ここからの台本も実はすでに書き上げられています。
適性・適職ということですでに台本に書かれてあるわけです。
では、適性・適職とは何でしょうか?
その人の、
- 価値観(大事にしたいこと)
- 好きなこと
- 得意なこと
この3点が交わった部分が本当の「適性・適職」だと言われています。
この3点は、簡単に書き換えることができません。だから、それを見極めることが重要になります。
好きでない仕事に就くよりも、自分の適性や好みにあった道に進んだ方が良いのは言うまでもありません。
それを間違えないことが人生を豊かにするための台本づくりには欠かせません。
ちなみに私は紫微斗数命盤でみると「命無正曜格」の人です。自分の命宮に主星がありません。
そういう命盤ですから、自分の確固とした意志を持ちがたく、周囲からの影響を受けやすいとなります。
そのとおりに、職業や結婚を決めるにあたっても、命宮に主星がある人よりも迷いが多かったです。
高校時代は、獣医になることを志望しました。
しかし、物理と化学がどうしても好きになれませんでした。いくら勉強しても頭に入らないし、苦痛でしかありませんでした。
「いくら勉強しても」と書きましたが、嫌いだったので集中して長い時間取り組むこともしなかったと思います。嫌いなものに長く取り組むことは難しいと思うのです。
そのうち、獣医はあきらめました。
次に、考えたのは、アナウンサーでした。
大学もそれで選んだのですが、声がどうにもならないのです。
実は、大学4年の時、某テレビ局の就職試験を受けました。
1次試験は簡単な面接と、実際にマイクで話す試験でした。
その際に、面接官のプロのアナウンサーの方に言われました。
「全国どこにいっても好感を持たれる良い顔をしています。そこは向いています。でも、声がマイクに乗りません。相当な練習が必要になるでしょう。訓練したら乗り越えられる可能性はあるので、2次試験はぜひ受けてください。」
結局、2次試験には行きませんでした。たぶん無理だろうと思ったからです。
今考えたらバカなことをしました。
「不合格」の通知をもらった方が、スッキリしたからです。
当時、先輩が何人もそのテレビ局に就職していました。アナウンサーもいました。ディレクターとして採用された人もいました。
「もし2次試験に行っていたら人生が変わっていたかも…」と、今でも思い出すことがあります。
おそらく落ちていたでしょう。それでも、「変わっていたかも…」と思うよりは、「不合格!」の通知の方が、今となっては大切でした。よほどスッキリするからです。
その他、大学の教授になること、雑誌の記者になること、、、大学4年生になっても決めかねたまま、結局、畑違いの仕事に就くことになりました。
やっぱり私は「命無正曜格」の人のようです。
適職かどうかを見極めるには
- 自分の職業や職務を冷静に観察できる人は、適職に就いていない
- 自分の仕事の価値観などを他の仕事とクールに比較できるような人も適職に就いていない
客観的に自分の仕事を考察できるということは、仕事に徹底的に打ち込めていない証拠であり、つまり職務に没頭できていないということです。
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ポイント3:結婚
昭和の中期くらいまでは、親が縁談を決めることが珍しくなかったようです。
今はそういう結婚はほとんど聞きません。おそらく皆無に近いでしょう。
ということは、「ポイント3:結婚」は自分の意志で決定することが可能だと言えます。もちろん、相手の意志あってのことですが。
ところが、自分で決めるってなかなか難しかったりしますね。その証拠に、結婚率が確実に低下して社会問題になっています。
「自由」は心地良い言葉ですが、「結婚できない」「結婚したくない」という現象も生んでしまうのですね。
さて、結婚ですが、職業選択以上に人生の幸福感を左右するのではないでしょうか。
一緒にいる期間が一番長いのが結婚相手なのですから、幸不幸は結婚相手によって決まると言っても過言ではないでしょう。
また、職業には「定年」があります。最近多い「転職」もあります。
定年には、「ご苦労さま」とねぎらいの言葉が似合いますし、転職には、ステップアップの意味合いを加えることもできるでしょう。
しかし、結婚は「離婚」か「死別」のどちらかの終わり方になります。
離婚は大変なエネルギーを要しますし、自分にも相手にも、そして親族や友人にも心配や心の傷を残したりします。
死別となると、、、どうでしょうかね。経験がないので簡単には言えませんが、寂しさや悲しみが残るのではないでしょうか。
いずれにしても、悲しい結末で幕を閉じるまで、ずっと一緒に暮らすわけですから、よ最高の相手と結ばれたいと願うのは間違いないことです。
さて、それほど大事な「結婚」ですが、結婚相手についてもどんな相手と縁があるのか命盤や命式から見えてきます。
- 配偶者はどんな性格か
- 自分にとって良い影響を与えるか否か
- 健康かそうでないか
- 離婚の可能性があるかないか
- 子縁があるかないか
- いつくらいに出会いがありそうか
- いつ頃結婚できそうか
などを見ることができます。ということは、やっぱり運命の台本はできているのだなと考えざるを得ません。
結婚することによって苦労することが宿命づけられている命式の人は確かにいます。
「それじゃあ、結婚運が悪い人はどうしようもないじゃない!?」と思うかも知れません。
そういう人は、後の人生を良くする方法が1つあります。
それは、台本通りのタイプでない人との縁を求めるという方法です。
台本通りの相手と結婚するから苦労する台本なのだとしたら、そこの部分を書き換えてあげるわけです。
そうすると、書かれた通りの苦労はやって来ないことになります。
何だかとても難しい話になりましたので、またいつか機会を改めて書こうと思います。
ポチッとしていただけるとハッピーです!よろしくお願いいたします。