はっぴーをパワーあっぷするブログ

四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲を中心にいろいろなことを書き綴ります

子は親を選べない「神秘の出会い」10代さかのぼれば1024人の祖先

今日のブログ記事は、少しまじめな雑感を記そうと思います。

親子の運命的関係について考察してみました。

 

子は自分の意志で親を選ぶことができない

子は自分の意志で親を選ぶことができません。

ものごころがつき、父や母の存在を意識するようになって、やっと自分がこの家に生まれたことを自覚します。

「この家の子でなければ良かったのに…」

と息子は今のところ言ったことはありません。

「自分の名前がキライ」「自分がキライ」は4歳くらいまでは口にしましたが、ここ数年は言わなくなってホッとしています。

 

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ある程度の分別がつくようになると、

  • 父さんににもっと財産があったらな~
  • 母さんがもっと教養豊かな人だったらな~

と願うのかもしれません。しかし、それは叶わぬ相談というものです。

父や母は、まさに与えられたものとして、 既にそこに存在しているからです。

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子にとって父母は生まれながらに与えられている


では、親の側には子を選ぶ自由があるでしょうか。

今のところ男女を産み分けることはもちろん、健康で頭のよい息子、素直でかわいい娘を産む自由などは与えられていません。

親にとっても、その子は自ら選んだわけではありません。

それにもかかわらず、親は、授けられたものして何の疑いも抵抗もなくその子を受け入れます

そして、ひたすらに愛を傾け、その子なりに有為の人物として成長することを悲しいまでに願います。そして、自分のやりたいことを我慢し、使いたいお金も節約し、子どものために残そうとします。

人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道に惑ひぬるかな

~『後撰和歌集』藤原兼輔(紫式部の曽祖父)

(人間の親心というのは闇ではないのだが、我が子を思う中では困惑し、迷ってしまったのだなぁ。)

 

子に対する愛情は、親の理性的な思慮分別さえ失わせるほど切実であることをうたっています。紫式部のお気に入りの歌だったと言われています。

 

哀レ哀レ父母 我ヲ生ンデ苦労ス
哀レ哀レ父母 我ヲ生ソデ労瘁(ろうすい)ス

~『詩経』蓼莪(りくが)

子のために苦しみやつれる父母を、子が悲しみ痛む詩です。

 

神秘の出会い、厳然たる運命

子は親を、親は子を、ともに選ぶ自由がないのに、そこに親と子が存在します。

親であり子であること、それは神秘の出会い、厳然たる運命、大いなるものの意志としか言いようがないと感じます。

『父母恩重経(ぶもおんじゅうきょう)』には、

人ノコノ世に生マルルハ宿業(しゅくごう)ヲ因トシ、父母ヲ縁トセリ

とあります。

父と母にはそれぞれ父母があります。その父と母にもそれぞれ父母がありました。

10代(一世代30年として300年) さかのぼれば、私一個の生命体の背後には1024人の祖先があります。

さらに28代(840年)さかのぼれば、2億6千8百万人の個体が存在する勘定になります。

「宿業ヲ因トシ」というのは、これらすべての祖先たちの精神的肉体的経験が、全部私という生命体が今ここに結果として実在する根本原因として、私の血の中に流れているということでしょう。

しかし、根本原因が結果として私を現出させるためには、父と母とが夫婦となる由縁 (第二次原因)が必要でした。

「父母ヲ縁セリ」というのは、そのことでしょう。

親は、その親にとっては子です。その子にとっては親です。

その親も子も、ともに永遠の生命の連続に一地点を占めています。

 

生んでくれと頼んだ覚えはない

  • 「私は一個の独立した人格だから、親の千渉は受けない」
  • 「生んでくれと親に頼んだ覚えはない」

若い人々は、ややもするとこういうことを言いがちです。

最近ではもっとひどく、「うちの親うぜェ!」でしょうか。

しかしそれは、運命の神秘に思いをいたさず、大いなるものを恐れぬ傲慢不遜というものではないでしょうか。

キリストも孔子も、「思いやりこそ最高の倫理である」と説いています。

親に対する思いやりには、 より深い運命的背景が内在していることを忘れてはならないと感じます。

いつまでもあると思うな親と金

 堅苦しい話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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