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【奇門遁甲/凶方位】「熒惑入白」引っ越し・旅行・お出かけに大凶!

奇門遁甲の凶方位「熒惑入白(けいわくにゅうはく)」です。

厄介で面倒な課題が連続するため、心身共に疲れるとされています。

一気に不幸や不運が押し寄せるのではなく、苦労が重なり徐々に元気がなくなります。

引っ越しにはペケです。

火星

火星(熒惑)のイメージ

【奇門遁甲】〈熒惑入白〉焦り・悩み・ストレスの凶運

中国では古代から五つの惑星を、

  • 歳星=木星
  • 熒惑(けいこく・けいわく)=火星
  • 鎮星(ちんせい)=土星
  • 太白(たいはく)=金星
  • 辰星(しんせい)=水星

と呼んだそうです。

熒惑入白」は、火星が金星に入る(浸食する)という意味になります。


天盤「丙」、地盤「庚」で構成されます。

庚(金属)にとって丙(太陽)は苦手な相手です。

金属は灼熱にさらされると、曲がったり溶けたりします。

「炎天下で鉄道のレールがグニャリと曲がる」イメージです。


丁(人口の火)は、錬金といって金属の形を整えてくれますが、丙は容赦ない熱量で金属を剋します。

つまり、丙と庚の配合は「吉」になり難いのです。

 

【奇門遁甲】凶方位〈熒惑入白〉の基本

〈構成〉天盤が「丙奇」、地盤が「庚儀」

 

【奇門遁甲】凶方位〈熒惑入白〉の具体的作用

〈吉効果〉なし

  • 強力なライバルが現われ、喧嘩や争いが起きる
  • 終わらない競争から心身が疲弊する
  • 落ち着く間がなく、感情も険しくなる
  • 盗難にも注意

〈使用目的〉なし

 

金 運
  • 出費が増える
  • 金銭感覚が麻痺し投資などに熱中する
  • 一時的に儲かっても必ず大きく散財する

恋愛・家庭運
  • 家族に心を開かなくなる
  • 不穏なことをしてしまう

仕事運
  • 強敵が現れ最終的に敗北する
  • 信用していた同僚が敵になる

勝負運
  • 勝ち運が逃げる
  • 戦い方が雑になり隙ができる
  • 計画性のない戦略になり敗北する

健康運
  • 思うように事が進まずストレスがたまる
  • 精神的に非常によくない

学業・受験
  • やる気があっても空回りする
  • 勉強の成果が上がらず重圧に苦しむ

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【奇門遁甲】〈熒惑入白〉焦り・悩み・ストレスが押し寄せる

苦手な存在からジリジリ苦しめられる凶方位

「参りました」と降参すれば少ない被害ですむのに、我が強い人はあくまで強がる。

その強がりが事態をさらに悪化させる。


一般社会にもそういうことが多々見られるのではないでしょうか。

「あの人には敵わない」

を知っているなら、その人を立てて支える側に回った方が安全です。

また長い目で見るなら、その方が周囲から人望も集まります。

実力があるのに、自ら二番手三番手を担う人は信頼されやすいからです。


反対に「一番でなければ気がすまない」と気張りすぎると、精神的に疲弊し、最後は「敗北者」「身の程知らずの目立ちたがり屋」の烙印を押されます。

当然、人望も人も去っていきます。


自分の上(天)に強い丙(太陽)がある時は、庚(金属)はおとなしくしていた方が安泰なのです。

 「熒惑入白」の方位に進むと自己の力量を見誤り無駄な抵抗を重ね、最後はヘトヘトになってしまいます。

疲れた男性

引っ越しは運気アップのチャンスなのに…

 

「二流で出世せよ」NHK名物アナウンサー鈴木健二さん

昭和50年代のミリオンセラー『気くばりのすすめ』を知る人も少なくなりました。

(加藤)清正が肥後の藩主になったのは、二十四歳である。

今でも熊本県下を歩くと、彼が設計施エした大土木工事を見ることができる。

それまで私は、彼を単なる武功一本槍の男だと思っていた。

ひとたび新しいイメージを感ずると、相手の人間の魅力は限りなくひろがってゆくものだ。

私は青年清正の行動力に非常に多くの共鳴を持ったし、彼の急死が家康をして豊臣滅亡に早く踏み切らせた直接の原因になっているのも、ようやくうなずけたものである。

しかし彼は素質としてはすぐれた人物であったが、当時としては二流の人間である。

信長、秀吉、家康などの一流ではない。

ところが逆に、彼が二流であったから、交通不便なそのころの翻地九州で、思う存分にやりたいことをやれたのだとも言えるのである。

一流はとかく気づまりで、いつか追い越されはしないかと、常にびくびくしていなくてはならないが、二流は気楽である。

でも、三流以下は平凡に過ぎる。

自分自身もそうだが、私の生き方の一つは、「二流の人物になれ、そして、一生に一度、人間の魂がどんなに美しいかを知るために、死ぬような恋愛をしろ」なのである。残念ながらこれほどの恋愛のチャンスはなかった。

引用元『ビッグマン紙鉄砲』鈴木健二著

「こういう考えもありだな」と思ったのでご紹介します。


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