チェッカーズといえば、80年代に若者の心をわしづかみにしたロックバンドですね。
解散後に藤井フミヤさんが歌った『TRUE LOVE』も大好きな曲です。
チェッカーズの再結成ですが、メンバーもそれぞれの道を歩む今、簡単ではないですね。
私が高校生の頃、チェッカーズの人気は絶大でした。
学校祭の歌合戦では「またチェッカーズ?」というくらい、どのクラスもチェッカーズでした。
当時の私はというと、「チャラくさい歌を!」と冷めた目で見ていました。
ところが最近、YouTubeでチェッカーズの動画を見ると、
うわ!めちゃくちゃ良い歌を歌っていたんだ!歌が上手い!
と見方がガラッと変わりました。
卒業アルバムを見ると、藤井フミヤさんの髪型をまねた男子の写真がたくさん並んでいて…。
藤井フミヤさんは、80年代、90年代の若者の心を惹きつけ、一世を風靡した人なのですね。
「どんな人なの?」と関心をそそられましたので、命式を出してみました。
藤井フミヤさんの本質に迫ってみたいと思います。
【四柱推命】元チェッカーズ 藤井フミヤさん
【藤井フミヤさん】日干「庚」、正官格の人
日干のエネルギーはやや弱い四柱命式です。
しかし、17時生まれなら一気に様相が変わります。
- 時上:乙⇒正財
- 時支:酉(庚)⇒比肩、帝旺、刃
身弱は解消され、バランスの整った極上の命式に変わります。
ですが、生時がわからない以上、慎重に鑑定する必要があります。
【庚戌】生まれの男性の個性
ふだんは、自分の分を守り落ち着きがあります。
不測の事態に見舞われると、たちまちテンションが変わることがあります。
内面は、プライドが高く強情なところがありますが、対人関係は比較的無難にこなします。
しかし、意志が弱く、途中で挫折する傾向もあります。
日干「庚」、五行が「金」
五行の金は義を司ります。正義感があり、義理人情を重んじます。
「庚」は、落ち着きがあり、威厳ある雰囲気を持つ人が多いです。
反面、意志が弱く軽率なところがあります。
金属の鉄と同様に、熱しやすく冷めやすいです。
日支に「戌」
口やかましく、やや強情な性格が出やすくなります。
簡単に人を信用しませんが、一度信頼すると義理堅さを発揮します。
月支が「正官」
- 品行方正、温厚篤実
- 分をわきまえ、臨機応変な行動ができる
- 人の上に立つリーダー性がある
- 理屈っぽく、曖昧さを嫌う
- 視点の基準は自分
- 人間的なおもしろみにやや欠ける
- 思いやりは薄い
【庚戌】は「魁罡(かいごう)日生まれ」
藤井フミヤさんは【庚戌】日の生まれです。
辰と戌とは十二支中、最も威勢が強く、辰を「天羅(てんら)」、戌を「地羅(ちら)」といいます。
- 天干が「戊」、地支が「戌」
- 天干が「庚」、地支が「戌」⇒藤井フミヤさん
- 天干が「庚」、地支が「辰」
- 天干が「壬」、地支が「辰」
の4つのうちのどれかの日に生まれた人が「魁罡日生まれ」です。
神殺【魁罡】の性質「フミヤさんも魁罡持ちだが…」
- 吉運も凶運も強烈な形で現れる
- 頭脳明晰で文章力がある
- 性格は果断で強いリーダーシップを発揮する
- 暴力性は破壊性などの凶意が強い
- 官星が加わると、出世運が閉ざされる、貧窮に陥るなどの凶暗示あり
日干からみて月支に魁罡を帯びる者を「魁罡格」と呼びます。(藤井フミヤさんは違います)
- 「気性は激しく闘争心盛ん、文章は上手で、時に残忍…」
- 「自殺者に多く見られる」
- 「運勢の起伏が非常に激しい」
以上のような解説が古くからされてきました。
初心者時代の私は楽しくなって知人の魁罡持ちを探しまくりました。
しかし、結果は「あまりアテにならない…」でした。
その後、たくさんの魁罡持ちの人と出会いました。
その中には、おとなしい人、気が小さい人がたくさんいます。
暴力性とは正反対の人だったり、文章がヘタな人だったり…。
私の師匠は「魁罡はほとんど重視しない」と言います。
私も、「魁罡」は参考程度にしか見ません。
なにしろ、私自身が「魁罡持ち」なのですから。
もちろん、激烈でもなければ残忍でもありませんよ。
話が逸れました。フミヤさんに話を戻します。
- 仕事には気迷いなく邁進する
- 辛抱強く、生真面目、慎重派
- 自分の考えにこだわり、みえっぱり
- 周囲の空気を読むのは苦手(自分の考えを貫く)
- 感情に走ることは少ない
- 実行力、決断力に優れる(生時がよければ)
- 野心家(生時がよければ)
- 人の言葉によってブレることはない(生時がよければ)
- 融通性はやや欠ける
- 大胆な行動に出るようなことがある
- 内心では目上を重んじないが、言葉遣いは丁寧
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【藤井フミヤさん】全盛期は絶好調運!
第3運19~28歳【己 酉】印綬運 西方金運 羊刃
チェッカーズの全盛期です。
絶頂運気の最中にいました。
残念ですが、今後ここまでの強運期は巡って来ません。
ちなみに18歳までは、ややガタついた運気でした。
一番大事な時期に、絶頂の運気が巡ってきたのはラッキーでした。
成功者は往々にしてこのような運気が巡ります。
強い吉運は、20代から40代の活躍の時期に巡る方が大成しやすいです。
晩年期に巡ってきても、大輪の花を咲かせる時期は過ぎていますからね。
幸運の風が後ろから応援してくれるような10年間だったことでしょう。
第4運29~38歳【庚 戌】比肩運 西方金運
29歳から「比肩」の運が巡ってきました。
人間関係でゴタゴタが発生し、向かい風が吹く時期です。
頑張っても、親しい人との衝突や不和の発生など全体的に空回りしやすいです。
第6運49~58歳【壬 子】食神運 北方水運
この10年間は、平運レベルです。
残念ですが、今後は全盛期ほどの眩しいばかりの輝きはないでしょう。
疲れやすいなど身体的不調が出やすくなります。
また、ストレスも溜まりやすく、健康管理に注意が必要です。
第7運 59~68歳【癸 丑】傷官運 北方水運
この10年間も、ブレイクする運気はありません。
月柱と天戦地冲になり、日支とも刑となるため、精神面、健康面、対人面などにおいて、前の10年間よりもさらにいっそうの注意が必要です。
第8運69~78歳【甲 寅】偏財運 東方木運 空亡
この10年間は、財運・仕事運ともに好調です。
しかし年齢的にあまり無理をせず、ゆったりした生活を楽しむ時期でしょう。
直近で注意を要する年
2024年前後の年は、いろいろな意味で要注意です。
歳運【甲 辰】偏財運
- 歳運と日柱が天戦地冲
- さらに、蔵干も天戦地冲
2023年からの2年間は、要注意です。
【四柱推命・藤井フミヤさん】あとがき
全盛期のような大大大ブレイクは今後ないと思います。
ですが、同じ時代を生きた人の心にいつまでも名曲と歌声は残ることでしょう。
大きな流星のように、瞬間の輝きを放ってくれることに期待します。
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