はっぴーをパワーあっぷするブログ

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続「復縁を悩む男性」新婚時代から叱られてばかり…【四柱推命】

男性「どうして私が復縁に躊躇するのか聞いてもらえたらと思って…」

と2度目のご相談。

男性「皆さんはどんなふうに結婚生活を送っているんでしょうか?」

続けて、「こんな相談でもよろしいでしょうか?心理カウンセラーの資格もお持ちと前回伺ったので」

私「もちろんいいですよ。好きなことをお話しください」

自分の内面を好きなだけさらけ出す心の整理にとても有効です。

ストレスの解消にもなるし、自分を客観的に眺めるきっかけにも繋がります。

ということで、2度目の鑑定カウンセリングの開始となりました。

元奥さまは公務員らしく、お子さんが誕生した後は育児休暇を取って家事に専念していたそうです。

この後は男性をAさんと書きます。

Aさんはいくつかのエピソードを語ってくれました。

私「思いつくまま何でも語ってみてください。もちろん、言いたくないことをお話しする必要はありません。ご自身が話したいと感じることを好きなだけお話しください」

 

「復縁に悩む男性」新婚時代のエピソード

最初の里帰りの晩餐で激怒された

結婚して2か月くらいの頃です。

妻の実家に初めて夫婦で泊を伴う里帰りをしました。

2泊目の夕飯は豪華な黒豚のしゃぶでした。

前日は、夜遅い夕飯だったので、その日が最初の晩餐でした。

妻の母親は亡くなっていて、いたのは義父と妻と、そして私と3人でした。

緊張ですか?まあまあしていました。

「楽しい夕飯にしないといけない」というプレッシャーもありました。

よくいうところの「盛り上げよう!」という心境です。

また、義父に対しての緊張感を表に出してはいけないという思いもありました。

その時、妻はキッチンで野菜を切っていました。

テーブルの準備はすでに終わっていて、野菜を切り終えたらいよいよ「乾杯!」となる段取りの時でした。

そこで私は一つの失敗をしたのです。

場を和らげたいという気持ちから、

私「お義父さん、練習しましょうか?」

義父「そうだな。しようか」

私「じゃあ、まずは練習で。かんぱーい!」

と缶を開けたときでした。

台所からまな板を叩く激しい音が聞こえると同時に激昂する声が。

元妻「まだ、準備している人がいるのに何考えてる!」

ものすごい形相でにらみつけられました。

元妻「乾杯は皆でやるものでしょ!作っている私に対する配慮もないのかい!」

その後、私は完全にションボリしてしまって、最初の晩餐はすっかり盛り下がってしまいました。

義父は心配して「〇子に怒鳴られたくらいで気にするな」

と慰めてくる始末でして、そのくらい私はショックを受けて萎縮してしまったのでした。

「義実家で気を使う俺の気持ちもわかってくれよ…。やり方は間違ったかもしれないけど」

「怒らせるとこんなに怖い人だったのか…」

「この程度のことで激怒されるなんて、この先が思いやられる…」

などの感情が頭の中を巡り、しゃぶしゃぶの味なんてわからないくらい落ち込みました。

Aさん「これって、どうでしょうか?」

私「フォーマルな場だったらAさんの行動はもちろんアウトですが、家庭ですからね…」

Aさん「私は少しでもリラックスした雰囲気にしたかったのです。だから『れんしゅう』と」

私「そのお気持ち、よくわかります。私の感覚もAさんに近いものがあります」

Aさん「私の本音は早く義父と仲良くなりたかったのです。義父も堅い人ではなかったし」

しゃぶしゃぶ

楽しいはずの晩餐。気くばりが逆鱗の原因に…


夕飯時の私の様子から妻も怒りすぎたと気がついたみたいです。

夜2人になったとき、私は言いました。

「早く飲みたいからやったわけじゃない。リラックスした雰囲気にしたい、その一心でやったんだけど、あんなに怒られると思わなかった。しかも、お義父さんの前で」

私も腹が立っていまして、ついキツめに言ってしまいました。

そしたら妻はひどく反省して謝ってきました。

「2度とあんなふうに怒らない。ごめんなさい」と。


その翌々日、夕飯はお蕎麦屋さんでした。

「蕎麦だと夜中にお腹が空くかも」

「夜食、行きますか?」

「そうだな。〇〇に行こうか」

などと義父と盛り上がっていると、

「アンタたち、ここをどこだと思ってるの!」

これまた、ものすごい形相で妻ににらみつけられました。

「店の中で他のお店の名前を言うなんて失礼だ。非常識だ」

と叱りつけられました。

その後、義父も私もすっかりおとなしくなって、静かに食事をすませ帰宅しました。


実家に帰って気が緩んだのか本当の姿が出てきたのかな?なんて思ったりしました。

新婚当初のその経験から「怒らせると怖い」という印象をその後なかなか抜き去ることができなくなっていました。

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思い起こせばお付き合いしている頃も

思い起こせばお付き合いしている頃、かなりの遠距離交際だったため、1か月に一度しか会えませんでした。

喜んでもらいたくて私は観光地のホテルを予約したのです。

ホテルに着く直前の車中で「どうしてこんなところに泊まるの!?」

いきなり彼女は怒り出しました。

「え?なぜ怒るの?」

と私は思わず聞きました。

「普段のあなたを体験したくて遠くから来たのに!こんなところに泊まっても何も楽しくない!」

ということがありました。

その後は気持ちが落ち着いたのかホテル泊を楽しんでくれました。

そんなことがあったので、突然怒り出すと怖いという警戒心は絶えず持っていたのですが。

 

結婚式の打ち合わせで

結婚式を挙げるまでに、式場に何度も足を運んでさまざまな準備や打ち合わせをしますよね。

ある日のことでした。

打ち合わせの時に、私は腹痛に襲われました。慢性化した胃潰瘍を患っていたのです。

大事な話をしている時に、「お腹が痛い」と私はたびたび口にしました。

ウェディングプランナーさんとは何度もお会いしてお互いに気心が知れているという甘えもあったのでしょう。

私は遠慮せず「あ、いたたた」と口にしました。

その帰りの車の中で激しく叱られました。

「あんなの失礼だ!一生懸命話をしてくれているのに」

厳しい叱責を受けて、「あぁ、また叱られた」と思いました。


私自身、無神経な性格で、気遣いが足りなかったのかもしれません。

 

レストランでも叱られて

新婚の頃、一緒にカジュアルなレストランに行った時、さっさと食べ終わった私は喫煙室に向かいました。

一服して戻ると厳しい叱責を受けました。

「一緒にレストランで食事する意味わかる?食事や会話を一緒に楽しむために来てるんだよね。自分だけさっさと食べて勝手にタバコ吸いに行って。残されて一人で食べる私の気持ちわかる?」

レストランでの会食

鈍感さとデリカシーの不足が地雷を踏んだ原因か…


和食レストランに行った時も叱られました。

私は食べるのがはやいのです。

「おいしいね」と言いながら食べました。

そして、ふと彼女を見るとかなり怒った顔をしています。

「あなたは何度言ってもわからない。こういう所に来るのは一緒に食事を楽しむためだって前に言ったよね。同じペースで食べながら、『これおいしいね』って2人で味わいながら食べるのが本当の食事の楽しみ方じゃないの?あなたはいつも自分のことしか考えてない」

叱責を受けるたびに「自分はダメなやつだ」という自己非難の声が自分の心の中で聞こえてくるようになりました。


よく言われたのは。「あなたには思いやりがない。愛情が足りない」でした。

言われてみればそうだったのかもしれません。


これもある日のこと。2人でデパートに買い物に行く日で妻はご機嫌でした。

「この服装よく見ておいてね」

「うん、わかったよ」

寝室に戻って、ガラリと服装を変えて現れました。

「さっきのと今の服装とどっちがいい?」

「うん、どっちもいいと思うよ」と答えたのがまた地雷を踏む原因になりました。

「あなたは私に興味がない。興味があったらどっちもいいなんて言わない」

と怒り出しました。

新婚時代からずっと怒られた記憶ばかり頭に残っているのです。

そんなことが続いたので、私は彼女から何か言葉を投げかけられた時、どんな返事をしたら怒られないで済むかを反射的に考えるようになっていました。

  1. 本音で話せば叱られるかも
  2. 怒られたら、気分が沈む
  3. 気分が沈むと暗い顔をしてしまう
  4. そうなると楽しい雰囲気がぶち壊しになる
  5. それだったら、まずは怒らせない言動を心がけよう
  6. そうすれば彼女もご機嫌でいてくれる
  7. 私もリラックスできる

と心の中に1~7の思考プロセスが出来上がっていきました。

 

大型スーパーで、いきなり「帰ろう」と言われて

大型スーパーで買い物をして、2人でショッピングを楽しんでいました。

これも新婚時代です。

「今日は機嫌が良くていいな」

と思っていた矢先のことです。

「ねえ、私の顔さっきから赤くなってた?」

と妻は私に聞いてきました。

私「うん、少し赤かったかも」

元妻「何で言わなかったの!?帰るよ」

何が何だかわからない私でしたが、言われるままに車に向かいました。 

車の中で厳しく叱られました。

「自分の奥さんの異変に気づいたら教えるのが夫の役目だよ。私がどんなに恥ずかしい思いをしたかわかる?ものすごく傷ついた。愛情が感じられない」

元妻はアトピー性皮膚炎のため、体温の変化などで急に顔が赤くなることがありました。

その時、私は実は気づかなかったのです。でも、「気づかなかった」と答えたら、

「私に関心がない」と叱られることが予想できました。

だから、「うん、気づいていた」と。

その返事が「気づいたなら教えるのが夫の役目」という怒りに火を注いだのです。

また、「気づかないのも愛情の不足」と。

あ~、どうやって過ごしたら安全に暮らせるのだろうか…、いつもそう思いながら暮らすようになっていきました。

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鑑定(提示と提案)・カウンセリング(心の整理のお手伝い)

私「でも、ブログに書くのはまだ早いですよ」

Aさん「いえ、書いてかまいません。読み返すと私自身の心の整理になります」

私「私が何を一番警戒するかと言うと Aさんの身近な人に読まれてしまうことです。全然メジャーなブログではないので可能性は極めて低いことですが」

Aさん「私が話していることは友人や親兄弟には一切話していません。わかるとすれば私と妻だけです。それに元妻もあまり覚えていないと思います。一緒にいる時、『あんなことあったよね』と言っても覚えていないことがたくさんありましたから」

私「『読み直せるから。それに自分だとわからないでしょうし』という相談者の方は意外に少なくありません。『自分で記録に残すより、その方が読み直せてよいから』と言ってくださる方もいます」


この話、実は〇年前の会話です。

「書いてもいいですよ」と言ってもらいながら記録を残したままにしてありました。

この件はまだブログに書きたくないという思いが行動にブレーキをかけていました。 

 

話は変わります。

鑑定の基本は「1の生き方があなた本来の生き方で幸せに近づきます」という提示と提案です。

ところが、人間はそんな簡単なものではありません。

1がいいのはわかったけど、それは何となく避けたい」と感じる人は少なくないです。

そういう場合、時にはカウンセリングが必要になります。


「1が自分にはふさわしい生き方なのはわかった」

「でも、1は嫌だな」⇒悩みと迷い

結論「1で行こう!」              

結論「やっぱり2で行こう!」                

結論「3の生き方もあるじゃない!」

という結論に至るまでの「心の整理のお手伝い」がカウンセリングの基本だと考えています。

1でも2でも3でも、自分が納得して導いた答えは決して間違いではありません。

  • 鑑定=運命の提示と生き方の提案(運命学
  • カウンセリング=心の整理のお手伝い(心理学

ですから、私は「鑑定カウンセリング」としています。

鑑定もカウンセリングも上から目線の“導き”であってはいけません。

運命の提示と生き方の提案をしたうえで、判断のお手伝いをするから「鑑定カウンセリング」なのだと思っています。

自身の判断に納得して寿命を全うできるなら、それがその人にとって最善の生き方であるはずです。

 

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