この記事は、岸田総裁が誕生する直前に書いたものです。大運も歳運もベストだったので、「総裁選は岸田さんが有利!」と占って的中しました。そのためか、一時期ビックリするくらいアクセスを集めました。
その後、総理大臣になってからは、苦戦(悪政)の連続でした。大運が良いのに短期政権で終わったことが、私にとってはナゾでした。今になってわかります。岸田さんは、影で隠然たる力を持ち続けていたのだと。政治は怖いです。

- 【四柱推命】岸田文雄さんはどんな人?
- 【四柱推命】岸田文雄さんの「大運」67歳までの運勢
- 【四柱推命・紫微斗数】どこかおかしい2022年(仮説)
- あとがき①【四柱推命】岸田文雄さん(2020年執筆)
- あとがき②【四柱推命】岸田文雄さん(2025年執筆)
【四柱推命】岸田文雄さんはどんな人?
日柱「丁寅」、月支「未」の秋生まれ

日干「壬」の五行は「水」です。水は「智」を司ります。
頭が良く、臨機応変の才と融通性がありますが、信念はそれほど強くないでしょう。
根は几帳面で、強いリーダーシップはなく、元来は参謀タイプです。
日干が弱い正官格
本来は、温厚篤実な人です。ですが、統率力や指導力という面ではやや見劣りします。
辛抱強く、自己抑制的です。
優柔不断ですが、プライドだけは高く、自尊心を傷つけられると反発心が強まります。
目下や部下には厳しく接し、奇抜な人事を好みません。
名誉とメンツへのコダワリは強いですね。いずれにしても地位・名誉・肩書き・権力的なものにたいする執着心は強いものがあります。
日支に食神があるため、一方では、自由気ままに行きたいという欲求も強く、克己心の強さと責任感のなさが、心の中に矛盾したまま同居しています。
もし、裏金や賄賂に手を出すとしたなら、日支食神の影響だと思います。
正官格の人は、政治家に向いています。しかしながら、岸田さんの場合は日干のエネルギーが弱いため、芯の強さがありません。
総理大臣は荷が重いでしょう。
日干「壬」と月干「丁」が干合しています。丁は「正財」です。
こういう人は、社交的で外面での人当たりが良いです。
日干が弱く、月支正財が強いため、気が弱くて内気です。細かいことを気にして、こだわる性格でしょう。
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【四柱推命】岸田文雄さんの「大運」67歳までの運勢
【辛 丑】印綬運 北方水運
岸田さんの命式の弱点は水の日干が弱いことです。
印綬は水を生じ、北方水運は水を強めます。つまり、この10年間は吉運です。
この時期に限っては、普通程度の命式が一気に吉命式に変化します。
- 予想以上のラッキーが重なりやすい
- 希望や念願が叶いやすい
- 行動が結果に結びつきやすい
ただし、
月柱と天戦地冲になるため、
- 不安や動揺が起こりやすい
- 病気や家庭内のゴタゴタに注意
いずれにしても、この10年間は吉運気でした。
2020年は、63歳 歳運【庚 子】偏印運 羊刃
好調に事が進みやすい1年
- 波乱があるとすれば、家族・同僚の面倒ごと?
- 「棚からぼた餅」が起きやすいラッキーイヤー
- ただし、慎重さを欠くとせっかくの運が台無しになる
2021年は、64歳 歳運【辛 丑】印綬運
さらに強運期
- 努力が評価されて、地位や名誉を得やすい1年
- 目上の人から思わぬ引き立てや援助がありそう
- 頑張った分、収穫も期待できるラッキーイヤー
- 子どもや親のことで、少し面倒なことが起こるかも
- 変化が多い1年なので、心が付いて行かず安定しないかも…
この年に総理大臣になりました。
【四柱推命・紫微斗数】どこかおかしい2022年(仮説)
この項目は、あくまでも「仮説」です。読み飛ばしていただいてけっこうです。
岸田総理が生まれた時刻
今年(2022年)の夏頃から、岸田総理の仕事運が急低下しました。
「10年間の仕事運は上々なはずなのに…」と疑問を感じました。
「もしかしたら生まれ時刻に良くないものがあるのかな?」と思ったので、四柱命式から考察してみました。
2022年が良くないとすれば、この命式になります。

今年は「壬 寅」です。
もし、申の刻(15~17時)の生まれなら、寅申の七冲となるため今年の運気はガタつく可能性が出てきます。
時柱は「戊 申」、歳運は「壬 寅」ですから、
- 戊 🆚 壬
- 申 🆚 寅
つまり、天戦地冲です。
生日の天戦地冲より害は浅いとはいえ、それでもゴタゴタしやすい1年になります。
次に、申の刻生まれで紫微斗数命盤を作ると次のようになります。

命宮「破軍星」、遷移宮「廉貞星・天相星」の人です。
輝度が強いのは「天相星」です。
時に優柔不断さが出るのは、この星の作用かもしれません。
「廉貞星と天相星」が合わさると、
おとなしそうに見えたり、比較的礼儀正しい印象を与えたりします。
冷静な理性家で人間関係を大切にするため、思い切りに欠ける傾向が出たりします。
ただし、命宮には武曲星があり、「ここぞ」という時には思い切った行動に出ることもありそうです。
総合的に現実主義の人ですね。
私の紫微斗数の師匠のブログに「紫微斗数主星14星の性格の概略」が掲載されています。ご参照ください。
63歳からの仕事運は、飛星派でみると大吉。
昨年(2021)は、
- 歳運命宮に「生年化科」
- 歳運財帛宮に「生年化権」
- 歳運官禄宮に「生年化忌」
と大事な宮に生年四化星が入ります。
飛星派で見ても中吉以上はあります。
つまり、大躍進の年です。
ところが今年(2022)は、
- 歳運官禄宮に自化忌
- 丙のDは廉貞(遷移宮)に向かう
このため、中凶クラスの低運期となります。
月運も追ってみると、仕事の凶運月は
- 4月、6月 不調
7月に盛り返して、
- 10月 不調
- 12月 不調
と出ます。
飛星派の紫微斗数をやる人なら簡単に読めると思いますが、今後最大の山場は12月ですね。
それを乗り切れば1月はやや安泰となりそうです。
生まれた時刻が申の刻であるという条件付きですが。
私は、岸田さんマニアではないので詳しいことはわかりませんが、運気的には符合するので申の刻生まれで正解ではないかなと考えております。
顔からみても、破軍星・廉貞星・天相星でハズレではないように思います。
ただ、公私ともに自己表現が苦手な人なら、遷移宮の巨門星の輝度が弱い次の命盤が正解になりそうです。

こちらが正解なら、11月の仕事運が大ピンチとなります。
12月には一息つきそうです。
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あとがき①【四柱推命】岸田文雄さん(2020年執筆)
自民党総裁候補3名の方の四柱命式を見てきましたが、今後の運気が強いのは圧倒的に岸田さんでした。
今後2年に限定すると、石破さんの運勢は厳しいですね。
2023年以降はまだ見ていないので何とも言えませんが、それにしても岸田さんは、これから強運期です。
77歳まで強運期が続きます。
しかし、生まれ持った運勢は強い方ではありません。
運の巡り合わせが良いのですね。
本題に戻りますが、岸田さんは今回の総裁選で消耗する必要はなさそうです。
今後長く強運期が続きます。
その期間中に総理大臣の椅子が向こうからやって来る可能性があります。
ただし、実力があればですけど…。
「運も実力のうち」といいますが、さすがに運だけでは総理大臣にはなれません。
また、運だけでなられても国民が困ります。
しかし、実力だけでもなれないのでしょうね。
日本はこれからさらに厳しい時代に突入しそうです。
政治家の皆さんには、しっかりした舵取りを切にお願いしたいところです。
あとがき②【四柱推命】岸田文雄さん(2025年執筆)
77歳まで好調運なのに短期政権。私はこれが少し不思議でした。
石破政権になってから、その謎が自分なりに解けてきました。
つまり、表舞台(総理・総裁)から降りても、裏の世界で厳然たる力を保っていたのです。
このまま好調運が続けば、77歳まで隠然とした力をキープしそうです。勘弁してもらいたいですね。
個人的に運が強いなら良いですが、その政治的方向は私が好むものではありません。
今の日本は、極めて際どい状況になります。
外国人問題、物価高、減税しないなど枚挙にいとまがありません。
今の岸田さんは全然応援したくない!
幸い(?)なことに、2025年の歳運は「傷官運・絶運・空亡」と良くないです。
来年2026年も、大運と歳運が天戦地冲してあまり良くない!
大運が良いので、ドン底に落ちることはないでしょう。
せめて、政治的権力は低下してほしい!と切に願うところです。
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