人間の頭の中の動きは、動作、特に目にあらわれるといわれます。
例えば、わざとらしく視線をそらす人は、あなたのことを嫌っています。距離を保つことが安全の第一歩でしょう。
目にあらわれる心の状態をまとめてみました
目線①:目が左上を向いているとき
- 過去に体験したこと、前に見た風景などを思い出しています。
目線②:目が右上を向いているとき
- 今まで見たことのない光景や、未来のできごとを想像しています。
- ウソをつこうとしているときも、左上でなく右上を向くようです。
目線③:左下を向いているとき
- 音楽や声などを頭の中で浮かんでいるなど聴覚に関わるイメージを思い描いています。
- 音楽を聴きながら歩いている人は、たいていが左下に視線がいきます。だから危ないのです。
目線④:右下を向いているとき
- 身体的な苦痛に耐えているなど肉体的なイメージを思い描いています。
目線⑤:視線を合わせてくる
- あなたに対する関心が強い証です。何を考えているのか読み取ろうとしています。
目線⑥:視線をそらす
- 目が合いそうになると視線をそらす人は、つまらない、早く会話を終えたいと思っています。
- 視線の外し方がわざとらしい場合には、あなたに嫌悪感を持っている、あるいは拒否しています。
- しきりに上を向いたり、下を向いたりして、「心ここにあらず」という人は、話に興味がないか、何か嘘をついていて見破られないように目を合わせないというケースです。
- 話に興味がない場合には、時々視線を合わせて相槌を打つようなしぐさはしますが、実際には、相槌を打ちながら後ろや周囲をチラチラ見るなどして「早く話をやめてくれないかなあ」などと思っています。
- 時計を何度か見たら間違いなく早く去りたいと思っています。
- もし、デート中の彼氏が、以前より落ち着きなく周囲をキョロキョロ見るするようになったら、残念ですが、あなたという彼女に飽きてきている可能性が高いです。
目線⑦:視線をまっすぐ上向きにする
- 考えをまとめているときの視線です。
- ただし、他のことについて考えている可能性もあります。

目線⑧:上目遣いに見る
- 自信がなく戸惑っている状態です。
- へりくだったり、甘えたり頼ったりするときです。
- 頼りたいと思っていますが、強い視線の場合には、反感や怒りを秘めています。
※目線⑦から比べると目の力がありません。動物的カンで違いを見抜きましょう。
目の動き①:まばたきを頻繁にする
- まばたきの多さがクセになっている人もいます。石原慎太郎さん、西田敏行さんもそうでしょうか。
- 一般に、まばたきが多くなると緊張や不安が高まっていると見ることができます。ウソをついている時に数が増えます。
- 会話の途中で、 急にまばたきが増えたら、話題がその人にとって緊張や不安を感じるものとなったことを示しています。
- ですから「この人はこの話題に触れられたくないのだ」と理解することができます。
- 気の弱い人も、 相手と目を合わせることが怖くて、緊張でまばたきが多くなる傾向があります。
- 好きな人と話しているときには、「嫌われないように話さないと・・」などと思って緊張してしまうので、回数が多くなります。
- あるいは、自分の好意的な気持ちを相手に悟られたくない、隠したいという気持ちから、相手の目を直視することができずに回数が多くなってしまうこともあります。
※嘘を隠すために緊張しているのか、好きな人の前だから緊張しているのかなど、しっかり見極める必要がありそうです。まばたきは意外に奥が深そうです。
目の動き②:目が落ち着かず泳いでいる
- 目を見ないのは相手に興味がないことを示しています。
- ただし、好きな人と会話をしている最中なのに、必要以上に目が泳いでしまって落ち着かない人もいます。
- そういう人は内向的な性格のため、なかなか相手の目を見て話せないのです。
- 異性に慣れていないし、人と接することが苦手なので、会話中もおどおどしているので分かります。
- 少しずつ親しくなって慣れてきますと、次第にスムーズな会話になってきて、視線も合ってくるでしょう。
目の動き③:じっと目を見つめる
- 「目を見て話せ」「目を見て聞け」といいますが、ずっとお互いの目を合わせたまま話し続けると、お互いが緊張して精神的にストレスになってしまいます。
- 一般的な会話は、相手の目を見たり、適度にそらしたりしながら進行しているはずです。
- ただ、相手が好きな異性だと、ずっと相手を見つめながら話しているし、相手の話を興味を持ってしっかり聞いているはずです。
- とくに男性の場合は、女性に見つめられることで、その女性に好意を寄せる可能性が高くなると言われています。
- それも、見つめられる回数が多くなったり、見つめられる時間が長くなるほど、より高い効果が得られるようです。
目の動き④:目が輝いている
- 子どもをみるとわかりやすいですが、自分の好きなことや楽しいことに夢中になっているときは、目はキラキラして輝いています。
- 興味あるものに向かう人を「瞳を輝かせる」と表現しますが、これは比喩ではなく、本当の話です。
- 興味あるものや好きな人を見たときには、人間は瞳孔が開きます。すると目が輝いて見えるわけで、好きな人やものを見るとき、目がキラキラするのは事実なのです。
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