人間の頭の中の動きは、動作、特に目にあらわれるといわれます。
本記事は、ごく基本的な内容ですが、視線の向きからわかる人の心理についてまとめたものです。例えば、わざとらしく視線をそらす人は、あなたのことを嫌っています。むやみに接近せず、適度な距離を保つことが安全の第一歩です。
目にあらわれる心の状態
目線(視線)でわかる相手の心理
目線がどこに向かっているかで、その人の心の中がある程度わかります。
ちなみに「目線」は比較的新しい表現です。
ここでは、「視線」や「視点」に置き換えても問題ありません。
目線が左上を向いているとき
- 過去に体験したこと、前に見た風景などを思い出しています。
目線(視線)が右上を向いているとき
- 今まで見たことのない光景や、未来のことを想像しています。
- ウソをつこうとしているときも、左上ではなく右上を向くようです。

目線(視線)が左下を向いているとき
- 音楽や声など聴覚に関わるイメージを思い描いています。
- 音楽を聴きながら歩いている人は、たいていが左下に視線がいきます。(交通事故に注意!)
目線(視線)が右下を向いているとき
- 身体的な苦痛に耐えているなど肉体的なイメージを思い描いています。
- お腹が痛いときは上を向きません。だいたいが右下に目線を向けながら痛みに耐えています。
目線(視線)を合わせてくる
- あなたに対する関心が強い証です。
- 何を考えているのか読み取ろうとしています。
目線(視線)をそらす
- 目が合いそうになると視線をそらす人は、つまらない、早く会話を終えたいと思っています。
- 視線の外し方がわざとらしい場合には、あなたに嫌悪感を持っている、あるいは拒否しています。
- しきりに上を向いたり、下を向いたりして、「心ここにあらず」という人は、話に興味がないか、何か嘘をついていて見破られないように目を合わせないというケースです。
- 話に興味がない場合には、時々視線を合わせて相槌を打つようなしぐさはしますが、実際には、相槌を打ちながら後ろや周囲をチラチラ見るなどして「早く話をやめてくれないかなあ」などと思っています。
- 時計を何度か見たら間違いなく早く去りたいと思っています。
- もし、デート中の彼氏が、以前より落ち着きなく周囲をキョロキョロ見るするようになったら、残念ですが、あなたという彼女に飽きてきている可能性が高いです。
目線(視線)をまっすぐ上向きにする
- 頭の中で考えをまとめているときです。
- ただし、他のことについて考えている可能性もあります。


上目遣いに見る
- 自信がなく戸惑っている状態です。
- へりくだったり、甘えたり頼ったりするときの動作です。
- 目力が強い場合は、反感や怒りを秘めています。
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目の動きでわかる相手の心理
目の動きにも心理状態が現れます。
視線の向きと合わせて判断すると良いでしょう。
まばたきを頻繁にする
- 一般に、まばたきが多くなると緊張や不安が高まっていると見ることができます。ウソをついている時に回数が増えます。
- 会話の途中で、急にまばたきが増えたら、その人にとって緊張や不安を感じる話題になったことを示しています。
- 気が弱い人も、人と目を合わせることが怖くて、緊張でまばたきが多くなる傾向があります。
- 好きな人と話しているときには、「嫌われないように話さないと…」などの緊張感から回数が多くなります。
- 自分の好きという気持ちを悟られたくない、隠したいという気持ちから、相手の目を直視することができずに回数が多くなることもあります。
目が落ち着かず泳いでいる
- 人は興味がない相手の目を見ようとはしません。
- 好きな人と会話をしている最中に、目が泳いでしまって落ち着かない人もいます。(内向的な性格の人、性に慣れていない人、人と接することが苦手な人に多い)
相手の目をジッと見つめる
- お互いの目を合わせたまま話し続けると、お互いが緊張してストレスになります。
- 一般的な会話は、適度にそらしたりしながら進行しているはずです。
- 特に男性の場合は、見つめてくる女性に好意を寄せる傾向が強いようです。見つめられる回数や時間に比例して、より高い効果が得られるようです。
目が輝いている
- 子どもをみるとわかりますが、自分の好きなことや楽しいことに夢中になっているときは、目はキラキラして輝いています。
- 興味あるものに向かう人を「瞳を輝かせる」と表現しますが、これは比喩ではなく、本当の話です。
- 興味あるものや好きな人を見たときには、人間は瞳孔が開くため、結果として目が輝いて見えます。好きな人やものを見るとき、目がキラキラするのは誇張ではなく事実なのです。

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