「何を考えているかわからない人」「〇〇さんにはなぜか気づかいしてしまう」
「ホンネを見せてくれない」
こういう同僚、けっこういます。
何となく毎日が気まずい雰囲気になります。
「誰にでもこういう人なんだ」とわかれば良いのですが、そうならないうちは「自分はもしかしたら嫌われている?」と悩んでしまう人もいます。
気にしない人なら良いのですが、どうしても気になってしまう人もいるわけです。
今回は気になってしまう人からの相談をご紹介します。
【四柱推命】何となく付き合いにくい同僚
思った通りの宝石タイプの男性
神経質そうで、しかも態度がいつも素っ気ない人。
けっこういます。
さっそく命式を見てみましょう。
昭和50年10月22日生まれの男性
日干「辛(かのと)」(宝石タイプ)の人ですね。
これは統計を取ったわけではないのですが、何となくお互いの距離を詰めにくいなと感じる人は「辛」の人が多いような気がしています。
「これ以上は近づくなよ」というオーラを時に発するんです。
「辛」は、「宝石」で例えるとわかりやすいと思います。
では、書いていきます。
宝石みたいな人なので、
- 汚れや傷を恐れるので、警戒心が強い
- そのため、神経質で繊細でプライドも高い
- 完璧主義なので、時間や約束はキチンと守る人
といった性質の人が多いです。
さらに、
宝石には、0.1ミリの傷も許されません。危険回避の意識が強いため、当然好き嫌いは激しくなります。
でも、見かけ以上に心は優しいので、一度心を開くと意外にドホンネを語り始めるはずです。
「戌」月の秋生まれ、秋生まれの「辛」には頑固者が多い
秋は何でも固くなる季節です。
この人は、辛ですからますます固くなります。すなわち頑固です。
当然、お世辞やおべっかは苦手です。
友人の数は多くないはずです。
本人も、たくさん欲しいとは思っていません。
地道な努力家で、仕事に手抜きをしないため、周囲は緊張するでしょう。
こういう人が上司になると、手抜きはできませんが、頼りにはなります。
そういう人だと思ってください。
だから、無理に接近する必要はありません。
今の距離感で良いと思います。
信頼感を獲得できたら、向こうから寄ってくるでしょう。
結論!「こういう人には、待ちの姿勢が一番」です。
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【原因】幼少時に不安定な家庭で育った可能性も…
この人は、幼少時から両親のことで苦労した可能性が高そうです。
月支も日支も印星です。親を意味する印星がお互いに三刑の関係です。
親の生活の不安定を意味します。金銭面での辛苦もあったかもしれません。
苦労しながら育った経験から、忍耐は普通のことなので、少々のことではへこたれません。
幼少時からの苦労した人は、簡単には人を信用しないし、容易に人に頼りません。
結果として、仕事は1人でやり切るタイプになるでしょう。
そこが、周囲から見るとクールな人に映る原因にもなっていることは想像できます。
また、もともと人と群れることが好きではなく、職場では一匹狼を貫きたい人です。
日干が強い「印綬格」の人です。
- 内心に強い自信があります。
- 理想の自分を持っていて、簡単にはぶれそうにありません。
- プライドもますます高くなります。
ということで、内面はハードな部類です。
見かけも月上に「正官」ですから、キッカリした真面目タイプに映るでしょう。
付き合い方のコツとしては、プライドを傷つけないこと。
これだけは守りましょう。
無理して親しくなろうと考える必要はありません。
プレゼンテーションや企画の能力は高い人です
強い印綬の作用がありますから、ナチュラルな頭の良さ、思慮深さがあります。
普段は無口ですが、話すべき場面では上手な説明をするはずです。
頭の回転は速い人だと思います。
嗜好としては。保守的でオーソドックスなものが好きな人です。
新しいやり方よりも「故きを温ねて新しきを知る」を重要視するタイプ…、
いやいや、命式をよく見直すと月支も日支も印星で、しかも強いので、
普通の人とはちょっと違った発想ができる人となります。
さらに、少し変わっているけど人気者になる、という要素も秘めた人ですね。
意外にせっかち!転職の可能性も…ある
日支に「偏印」を交えます。月支の印綬が、偏印によって濁ります。
気迷いや不安が内心に付きまといます。しかし、他人には絶対に見せません。
本当に気を許した人にだけポロッと悩みを語ります。
さて、職業ですが。転職の可能性もなくはありません。
転職まで行かなくても転勤など異動が多い人生です。そういう運命の持ち主です。
おそらく、本人も転勤は嫌いではないと思います。
まあ、ざっと以上のような性質の人なので、相談者さんが「どんな人かわかりにくい」と気にする必要はない人なのです。
本質は、おそらく善人ですよ。
あとがき
この男性の同僚の方から鑑定を依頼されました。
「どうにも取っつきにくく、接し方がわからない。自分は嫌われているのではないか?」と気にしていたのです。
同じチームで仕事をしているので毎日気になっていたようですね。
生年月日がわかったので、鑑定の依頼ができたということです。
人との距離感はどこに行っても難しさがついて来ますね。
極端に言えば、2メートル間隔を取りたい人もいれば、50センチメートルまで近づきたい人もいるわけです。
いずれにしても、お互いの距離感覚を知っておくことは大切だと思います。
人にはそれぞれ快適な距離感覚があって、それは長年の生活で身についたものです。簡単に変わりませんし、また変える必要もないでしょう。
大事なことはお互いの距離感を認め合い、理解し合うことでしょうね。
さて、職場の人のキャラクターがわからないと感じる人は、今後増えると思います。
時代の趨勢やコロナの影響もあり、職場の飲み会がますます疎遠な時代がやって来ます。
上司に酌をするとか、おべんちゃらを使うとか…。
上司から酒を注がれて3次会まで付き合わされるとか…、頑張って周囲に自分を合わせていく昭和的サラリーマンスタイルは消滅しそうですね。
付き合いの負担が減って楽になって、ますますドライな人間関係が一般的になってくることしょう。
それはそれで楽でしょうけど、私は寂しいです。
飲み会大好きですから。
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