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【四柱推命】気分の浮き沈みが激しい人|本人が一番苦しい理由と整え方

気分の浮き沈みが激しい女性が孤独と不安を抱えて座り込むイメージ

感情の波が激しい人は、周囲だけでなく本人自身も深い苦しさを抱えていることがあります。

気分の浮き沈みが激しい人と接していると、周囲は戸惑いや疲労を感じやすくなります。

突然怒ったかと思えば、次の瞬間には優しくなる。
感情の落差が大きい人のそばでは、周囲も無意識に気を張るようになります。

そのため、適度な距離を取ったり、刺激しないよう慎重に接したりする人も少なくありません。
そうしないと、自分自身の感情まで振り回されてしまうからです。

もちろん、周囲の人も大変です。
ですが、本当は本人が一番苦しんでいることも少なくありません。

自分の感情に、自分自身が振り回されてしまう。
頭ではわかっていても、うまく整理できない。
その苦しさが、さらに不安定さを強めてしまうことがあります。

四柱推命では、このような感情の波や依存心の強さが、命式の偏りとして現れる場合があります。

 

【四柱推命】気分の浮き沈みが激しくなりやすい人

言動の特徴

感情の波が大きい人には、共通する言動が見られることがあります。

もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。
また、一時的なストレスや環境要因によって似た状態になることもあります。

  1. 「どうして私(俺)ばかり頑張らないといけないの!?」
  2. 「何回言えばわかるの!?」
  3. 「もう何もかも嫌になった…」
  4. 「どうせ私(俺)が悪いんでしょ…」
  5. 「頑張っても感謝されない」
  6. 「あの人は本当に素晴らしい」
  7. 「その言動だけは許せない」
  8. 「あなたのためなら何でもしたい」
  9. 「もう限界!」
  10. 「あなた(君)がわからない」
  11. 「私(俺)はあなたにとって何なの?」
  12. 「愛情を感じられない」

感情が大きく揺れる人は、相手への期待や不安も強くなりやすい傾向があります。

怒り=期待と甘え(依存心)は表裏一体

怒りの裏には、「わかってほしい」という期待や依存心が隠れていることもあります。

 

気分の浮き沈みが激しい人|考え方・性格の傾向

気分の浮き沈みが激しくなりやすい人には、次のような傾向が見られることがあります。

  1. 許容範囲が狭くなりやすい
  2. 想定外の出来事に強いストレスを感じやすい
  3. 自信を失いやすい
  4. 孤独感に弱い
  5. 精神的な不安を抱え込みやすい
  6. 他人の反応を気にしすぎる
  7. 自分を正当化したくなる
  8. 一人で抱え込めない
  9. 相手への依存が強くなる
  10. 他者の言葉や態度に敏感
  11. 理想化と失望の落差が大きい
  12. 認められたい気持ちが強い
  13. 白黒思考になりやすい
  14. 完璧主義でこだわりが強い
  15. 失敗への恐怖心が強い
  16. 好き嫌いが極端になりやすい
  17. 感受性や直感が鋭い

四柱推命で見ると、こうした傾向は印星(印綬・偏印)が強い命式に見られることがあります。

印星は本来、知性・学習・優しさ・思いやりを意味する星です。
しかし、強く偏りすぎると、不安・依存・感情の揺れとして現れる場合があります。

また、感情の落差が大きい人は、周囲との関係が不安定になりやすいこともあります。
優しい時とのギャップが大きいため、周囲が戸惑ってしまうことも少なくありません。

簡単にいえば、「理性」と「感情」の間で強く揺れ動きやすい人ともいえるでしょう。

 

【四柱推命】印星が強い人の傾向

印星が強い女性に見られやすい傾向

  • 恋愛や結婚で相手に尽くしすぎる
  • 感情面で相手への依存が強くなりやすい
  • 家庭内で気疲れを抱え込みやすい
  • 身内との距離感に悩みやすい

 

印星が強い男性に見られやすい傾向

  • 精神的な自立に時間がかかることがある
  • 気分や考え方に波が出やすい
  • 家庭や人間関係で受け身になりやすい
  • 肉親との関係に複雑さを抱えることがある

 

印綬は本来、知性・学習・思いやり・保護を意味する吉星です。

ただし、四柱推命では「良い星だから強ければ強いほど良い」とは限りません。
昔から「過ぎたるは及ばざるがごとし」と考えられてきました。

印星が極端に強い命式では、不安感や依存心が強く現れる場合があります。

「わかってほしい」
「支えてほしい」
「愛情を感じたい」

――その気持ちが強くなるほど、人への期待も大きくなります。

しかし、現実は思い通りにならないことも多いため、失望や孤独感が積み重なりやすくなります。

その結果として、感情の波が激しくなったり、人間関係が不安定になったりすることがあります。

とくに恋愛では、相手に強く期待しすぎてしまい、関係が苦しくなるケースも少なくありません。

▶ 四柱推命の基本から知りたい方へ

命式・通変星・人生の流れなど、四柱推命の基本的な考え方を先に知っておくと、この記事も理解しやすくなります。

【四柱推命とは】運命を読み解く|性格・相性・人生の流れ

 

気分の浮き沈みが激しい人|整え方と向き合い方

本人ができること

感情の波を完全になくすことは簡単ではありません。
ですが、自分の傾向を理解することで、少しずつ整えていくことは可能です。

  • 自分が不安定になりやすい場面を知る
  • 趣味や運動など、気分転換の方法を持つ
  • 家庭や職場以外の居場所を作る
  • 怒りや不安を感じた時は、一度立ち止まる習慣を持つ
  • 一人で抱え込みすぎない
  • 必要に応じて専門家へ相談する

感情が不安定な時ほど、「今の感情だけが世界のすべて」のように感じやすくなります。

しかし、気分の波は永遠には続きません。
まずは、自分を追い詰めすぎないことが大切です。

 

周囲の人ができること

感情の波が大きい人と接する側も、無理をしすぎないことが大切です。

  • 必要以上に感情を引きずられない
  • 適度な距離感を保つ
  • 真正面からぶつかりすぎない
  • 落ち着いている時に話をする
  • 約束や言葉を軽く扱わない
  • 安心感を与える接し方を意識する
  • 急激な環境変化を避ける

印星が強い人は、相手の言葉や態度に敏感な場合があります。
そのため、「裏切られた」と感じると、一気に不安定になることもあります。

ただし、周囲がすべて背負う必要はありません。
支える側まで疲れ切ってしまうと、関係そのものが共倒れになってしまいます。

お互いに無理をしすぎない距離感が大切です。

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【四柱推命】感情の波が出やすい命式の一例

ここからは、一つの命式例をもとに見ていきます。

もちろん、同じような命式だからといって、すべての人が同じ性格や人生になるわけではありません。
家庭環境・育った経験・人間関係なども大きく影響します。

四柱推命では、命式全体のバランス・大運・環境・本人の生き方を合わせて判断します。

【四柱命式】昭和47年2月〇日生まれの女性

感情の波や依存心が出やすい命式の一例です。

 

甲子日、丑月生まれの人

日干はです。

甲は自然界でいえば、大きな木にたとえられます。
まっすぐ伸びたい、自分の考えを大切にしたい、という性質を持ちます。

  • 自分の考えを大切にする
  • 納得できないことには反発しやすい
  • 本来は思いやりがあり、親切な面もある

この命式では、地支に亥・子・丑が揃っています。
これは北方合と呼ばれ、水の気が非常に強くなる形です。

つまり、命式全体に水の気が多く、寒さが強い状態と見ることができます。

丑月は冬の寒い時期です。
このような命式では、暖める力である丙(太陽)が重要になります。

しかし、この命式には丙が見当たりません。

自然界にたとえるなら、大量の水が寒さで凍っているような命式です。

 

甲にとって、水は印星です。
これだけ水が強いと、印星の働きがかなり強く出やすくなります。

印星は本来、知性・思考力・学習・保護・優しさを意味します。
しかし、強くなりすぎると、考えすぎ、不安、依存心、感情の停滞として出ることがあります。

時上に「乙」の木がありますが、水が多すぎるため、湖に浮かぶ木のように安定しにくい状態です。

そのため、人生の中で気持ちが揺れやすく、安心できるものを強く求めやすい傾向が出る可能性があります。

何かに支えられていないと不安になる。
誰かにわかってもらえないと落ち着かない。
その心の動きが、依存心として表れやすくなります。

ただし、命式は一生同じでも、運の流れは変化します。

太陽を意味する丙や、安定をもたらす土の運が巡る時期には、気持ちが整いやすくなることもあります。
この命式の場合も、年齢を重ねるにつれて、少しずつ落ち着きが出てくる可能性があります。

 

方合偏印局として見る

この命式では、地支に「亥」「子」「丑」が揃っています。

この三つは北の方位に属し、水の気を強めます。
さらに三支が揃うことで団結し、北方合となります。

北方合になると、水の力がさらに強まります。

自然界にたとえるなら、極寒の風景です。
水が豊かである一方、寒さによって凍りつき、流れが止まりやすい状態ともいえます。

通変星に置き換えると、この強い水は偏印として働きます。

偏印が強く出ると、次のような傾向が見られることがあります。

  • 自分の考え方や生き方に強いこだわりを持つ
  • 人からの理解や援助を無意識に求めやすい
  • 頭の回転は速いが、気持ちが安定しにくい
  • 近い関係ほど感情が強く出やすい

この人は、気の弱い人というより、むしろ内面には強さを持っているタイプでしょう。

外では感じよく振る舞える人でも、家族や恋人など距離の近い相手には、感情の揺れが出やすくなることがあります。

機嫌が良い時は優しく、面倒見もよい。
しかし、不安や怒りが強くなると、その落差に周囲が戸惑うこともあります。

これは単に「性格が悪い」という話ではありません。

印星が強すぎる人は、身近な人に対する思いが深くなりやすい反面、期待も大きくなりやすいのです。

「わかってほしい」
「支えてほしい」
「裏切らないでほしい」

その気持ちが強くなるほど、相手の小さな言動にも敏感になります。

また、女性の命式で夫を表す官星が弱くなりやすい場合、夫婦関係において相手が受け身になったり、家庭内で力関係の偏りが出たりすることもあります。

ただし、こういう命式の人は、身内への思いやりが弱いわけではありません。
むしろ、身近な人を大切に思う気持ちが強いからこそ、期待も深くなりやすいのです。

愛情が深いぶん、失望した時の反動も大きくなる。
ここに、気分の浮き沈みが激しくなる理由があります。

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【あとがき】気分の浮き沈みが激しい人

「依存心が強い」と聞くと、単純に甘えん坊のように思われがちです。

しかし、実際はそれほど単純ではありません。

四柱推命で見ると、印星は「親」「保護」「思考」「学び」などを意味します。
そのため、印星が強い人は、親や身近な人への思いが深くなりやすい傾向があります。

ただし、印星が強く偏りすぎると、その思いが不安や依存として現れることがあります。

親への思いが強すぎる。
身近な人に期待しすぎる。
わかってほしい気持ちが強くなりすぎる。

その結果、家族・夫婦・兄弟・親子など、近い関係ほど感情がこじれやすくなる場合があります。

ですが、こういう人が悪い人というわけではありません。

むしろ、ふだんは親切で、思いやりのある人であることも多いです。

だからこそ、本人も苦しいのです。

愛情がある。
期待もある。
でも、その気持ちが強すぎると、自分でも扱いきれなくなる。

気分の浮き沈みが激しい人を見る時は、表面の怒りや不安定さだけでなく、その奥にある寂しさや不安にも目を向けたいところです。

四柱推命は、人を責めるためのものではありません。
自分や相手の傾向を知り、少しでも生きやすくするための知恵として使うことが大切です。

▶ 四柱推命の基本から知りたい方へ

命式・通変星・人生の流れなど、四柱推命の基本的な考え方はこちらで解説しています。

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