はっぴーぱわーあっぷ~四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲

四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲の役に立つ活用とは?不登校、夫婦問題の解決にも役立ちます。

家庭運のよくない女性の四柱命式 ~子どもとの縁に恵まれない人~

生年月日と生まれ時間がわかれば、紫微斗数も四柱推命も、その人の持って生まれた福分や本質的性格、そしてどんな人生を歩みやすいかを見ることができます。

今回は、家庭運に恵まれない女性について考えてみたいと思います。
ちょっとお気の毒な人なので、あえて新しくない古い命式でご紹介させていただきます。

 

四柱命式をつくってみると ~偏印大過の命式~

この女性の四柱命式

この女性の四柱の命式

昭和10年10月11日10時57分生まれの女性です。

天干は、年干「乙」・月干「丙」・日干「庚」・時干「辛」です。
地支は、年支「亥」・月支「戌」・日支「申」・時支「巳」となります。

日干「庚」からみて通変星は次のようになります。
年干は「正財」・月干は「偏官」・時干は「劫財です。

地支の蔵干は、この人は月節が変わって2日程度ですから、「初気」を採用します。
表の赤文字の部分です。

そうしますと通変星は、年支「偏印」・月支「劫財」・日支「偏印」・時支「偏印となります。

格は「月支本気の偏印格」

月支通変星から「格」を定めますが、そこに劫財があるため、比肩と劫財は自分を表わすために「格」にはできません。
その場合は、月支通変星の本気に潜っている通変星から格を取ります。

月柱の地支の蔵干の本気は「戊」すなわち「偏印」で、これが格になるため、この人は、「月支本気の偏印格」ということになります。

「偏印」「偏官」「傷官」を3凶星と呼びますが、そんなに単純ではありません。
確かにこの3つの通変星はよくないとされる要素も持っていますが、あくまでも命式全体のバランスで考えないと間違った判断をしてしまいます。

バランスによっては、良い働きもするので単純に「命式にあるから凶」などとは言えません。
ただし、多すぎると害が出てくるのは確かです。

五行のバランスと十二運をみてみると

五行のバランスは、、、

天干

  • 乙・・・木
  • 丙・・・火
  • 庚・・・金
  • 辛・・・金

地支

  • 亥・・・水
  • 戌・・・土
  • 申・・・金
  • 巳・・・火

なので、

  • 木・・・1
  • 火・・・2
  • 土・・・1
  • 金・・・3
  • 水・・・1

となりますので、やや金が多いですが、それほどバランスは悪くないでしょう。
0(ゼロ)の五行がないことは良いことです。

十二運は、、、

冠帯や帝王と違って、建禄・長生は和やかさもあり、病と衰を合わせても女性として強すぎず、強情すぎず悪くないと思われます。

余談ですが、ある四柱推命の講習会に参加した際の話です。

講師の先生が、
「十二運に死と墓が出ているからこの時期は危険です。死期を意味しますから気をつけてください。」
と真顔で説明するのを聴いて、ビックリあきれたことがあります。

十二運にはそのような意味は決してありません。
たしかに「衰・病・死・墓」など不吉なイメージの文字がありますが、日干の根の強さを人間の生涯に当てはめたに過ぎません
怖がる必要はまったくないのですが、、、

十二運が健旺だと、

  • 踏ん張りがきく
  • 体質が安定する
  • 精神的に安定している

などの効果があるとされています。
要は、それらの強弱をみるものであって、死だから死ぬとか、病だか病気になるとか、そういった単純な意味はありません。

でも、占い師にはそのような不吉な言葉を好んで使う人がいることも事実のようです。気をつけたいですね。

この人の命式の特徴は?

夫のエネルギーを吸収し、子どもさんにも害が及ぶ

偏印の数ですが、どう考えてもこれは多すぎます。
偏印は凶星と呼ばれますが、1個か2個くらいで命式のバランスを良くするならプラスの働きもします。

しかし、この命式のように4個もあるとさすがに凶が出ます。

ここまで多いと「太過(たいか)」といって、どこかに害が及びます。

どこに害が及ぶかというと、女性の場合は「子女を剋す」といって子どもさんに及んでしまうわけです。

ですからハッキリ書きますと、何度かお産が上手くいかなかったとか、早くに亡くなってしまったとか、あるいは授からなかった可能性が高いとみて取れます。

無事だとしても、母子の関係性に難が生じる、お子さんに対して不満を持ちやすい、満足な成長を期待できないお子さんに恵まれるなどの可能性は否定できません。

夫はどんな人かを読み取ってみると、、、

月柱の天干の「偏官」が夫の星です。
これは丙ですから火に該当します。

「火生土」として火は土を生みますから、4個もある土をさらに強める働きをしてしまいます。

この人は土が偏印ですから、マイナス要因である偏印を弱めるどころか強くしてしまいますので「忌神(いむかみ)」としての働きになります。

さらに1対4で、偏印に力で対抗することもできず、エネルギーを吸収されてしまいます。

このことから、

  • 気が優しいが、気力に乏しい
  • 場合によっては健康が不安定
  • たくましさがない
  • 意志が弱い

という感じの旦那さんなのでしょう。

お金についての運はどうか?

強すぎる偏印をやっつけてくれる星は年の天干にあります。
「正財」です。
しかしこれも1対4なので、強い偏印に対しては非力な存在です。

それでも日干と干合しているのは良い働きにつながるでしょう。
焼け石に水であっても、少しは偏印に立ち向かってくれそうなことと、この正財は父祖の財であり干合しているので、父祖の財を得られる可能性を示しています。

ですから、財的には苦労が少なかったかもしれません。
そうであって欲しいですね。

この人の人生をまとめると

日支「申」と時支「巳」は、「巳申の刑」でもあり「巳申の合」でもあって、合なら良い働きになり、刑なら悪い働きが出ることになります。

矛盾しているので解釈が簡単でないですが、この人の場合には命式全体が良くないとされるので悪い意味が出やすいはずです。

そうなると、例えば「老後の精神不安」「子どもがいたにしても関係が良くない」となります。

いずれにせよ、偏印が強いので孤独の相が強い命式といえます。

そのうえ夫に元気がなく、子ども運も良くないということで家庭運に恵まれません。

しかし、大運など運の流れを見極めて、小さな福を重ねていけば人生行路も変わってくるかもしれません。

職業的には、看護師・栄養士など専門分野の技能を身につけてコツコツ頑張ることが、一つのカギにもなりそうです。

どんな性格の人か

強気な面が目立つ性格で、のんびりした雰囲気はありません。情緒に流されず、あいまいさを嫌います。合理主義者で負けず嫌い。思ったことを率直すぎるくらいハッキリと口にします。人に対する依存心は強いのですが、それでいて助けを借りるのは苦手なため、一人で突っ走りがちで苦労性になりやすい人です。

また、紫微斗数命盤の命宮を見ると自化忌があり、こだわりとマイナス思考が強い人とわかります。マイナス思考を持ちながら強気な人になりますので、接し方の難しい人です。

旦那様は、奥様と歩調を合わせるのは大変だと思います。

家庭運を向上させるためには

この人の紫微斗数の命盤を見ると、夫妻宮には「武曲星・七殺星」。対宮の官禄宮には「天府星」があります。
要するに、「武曲星・七殺星・天府星」の要素が強い男性、天府星の作用で多少はやわらかくなりますが、基本的には「直情的で、言葉に遠慮がない男性」を好きになります。気の強いタイプの男性を好きになるようですが、結婚した相手は違ったようです。

夫婦関係よりも仕事の方にかなり強く意識が向く人ですので、好きなタイプではなく、やはり四柱命式の通りにやや気弱な男性と結婚し、女性上位の家庭を築くのではないでしょうか。武曲・七殺タイプの男性と結婚していたら激しい夫婦喧嘩の応酬が繰り広げられた可能性があります。この人は、命宮に主星がないので遷移宮でタイプを見ますが、貪狼星と廉貞星があり、紫微斗数でも気が強い人となるからです。

それをわかっていて、穏やかな男性を結婚相手に選ぶ可能性が高いと思われます。あるいは、男性側から敬遠される可能性も否定できません。

さて、肝心の子女宮を見ると、生年化権があり、そのうえ自化科も入るため、よろしくないはずです。さらに凶星の陀羅もあります。お子さんには仕事の忙しさもあって厳しい教育を施しそうです。その上、お子さんのことで間違いなく苦労がありそうです。

まとめると、金運は悪くない人なので仕事はそこそこにして、仕事よりも家のことにバランスを置いた生き方を貫くと運命が変わる予感がします。
なぜなら、この人の田宅宮には主星がないため、どうしても家庭や旦那さんよりも仕事に重点を置いた生き方をする運命なので、その根本を変更することで、運命全体を変えることができそうだからです。

ですから、仕事と家庭、その両方への意識のバランスを心がけるようにすれば、旦那さんやお子さんへの関わり方も柔軟さが出てきて、人生が好転する可能性は十分にあると私は思います。

しかし、来因宮が官禄宮なので、家庭を持たずに仕事に生きるという道も選択肢としてあります。本来この人は、その道で生きる人です。どちらを選択するかは、自分次第です。

ただ、迷いが生じやすく、金銭管理も緩い面があるので、そこにも注意は必要です。

令和の女性は、仕事と家庭の選択をさらに迫られる

昭和の時代は専業主婦が圧倒的に多く、お母さんが家にいないで仕事に出ていると聞くと珍しがられた時代でした。 

平成になるにつれて女性の社会進出は飛躍的に進み、 共働きの家庭がどんどん増えました。

終身雇用制が破綻している令和の時代はさらに女性が働く割合が増すと思われます。最近の高校生に人気があるのは、圧倒的に医療系です。一番の人気は看護師です。給与の面でも安定していますし、結婚後夫が転勤しても、その地で就職しやすいというメリットもあります。これは、将来にわたって仕事をすることを視野に入れている女性が増えている証ではないでしょうか。

ふた昔前までは、スチュワーデス(フライトアテンダント)が圧倒的人気で女子高生の憧れともいえる職業でした。しかし、今の人気はさほどでもありません。結婚と同時に退職するイメージが大きいことも原因の一つと思われます。

時代はこれから加速度的に変わりつつあります。生き抜く力を身につけることが大切な時代が来たと言えるのではないでしょうか。